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Gabaのレベルチェックテスト(LPA)でlevel6→level7に合格しました。

約2年間通っている英会話学校のGabaのレベルチェックテスト(LPA)を受け、悲願のlevel7へ昇格しました。テストの感想など色々まとめておきたいと思います。

 

LPAって何なの?


LPAは(Learning Progress Assesment)の略で、英会話力を評価するGabaのレベルチェックテストです。Gabaへの入会時には、このテストを必ず受けてレベルが振り分けられます。また、テキストが終わればLPAを受け、次のレベルに行くか残留するかを判断するための材料となります。レベルは0~10の11段階あり、10が最高です。

 

 

あなたは何レベルなの?


私はビジネスのレベル6(短い海外出張なら、相手が日本人であることに配慮してゆっくりと喋ってくれれば会話が可能:Gaba HPより)でした。Gabaにはレベル5で入会しました。レベル6といえば半分を超えているのでそこそこ良さそうな印象を持ちやすいですが、Gabaは結構シビアに評価します。レベル4~6はLow Intermediate、中級(下)という括りにされています。レベル7~8でようやくHigh Intermediate、中級(上)となり、上級者の一歩手前まで来ます。

 

 

レベル6→7テストの中身


レベル5→6のときと大体同じだと思います。テストは勿論講師との対話形式で行われ、大きく4つの問で構成されています。

 

① 写真を一枚選びそれについて説明

② ①で説明した写真に映る人達がどんな会話をしているか説明 

③ 自分のことについて説明(Storytelling)

④ 与えられたシチュエーションで講師とロールプレイ

 

① 写真を一枚選びそれについて説明

まず写真が3枚与えられ、自分で好きなものを選びます。ビジネス英会話を受講している場合には3枚全てビジネスシーンとなります。これが結構大変です。というのも、選んだ写真で何が行われているのかというのを自分で想像して説明しなくてはならないからです。英語できちんと説明できるというのも大事ですが、そのシーンについて想像力をフルに働かせることが重要となります。なので例えば、プレゼンをしているシーンがあるとして、「会議室で男の人が上司に対してプレゼンをしている。」だけでは不十分です。「○○という商品について説明している、○○は××な機能を持っていて、△△な強みを持っているからヒットするだろう。上司はプレゼンを気に入っていて興奮している様子だ。」といったように細かい所まで説明することがカギとなります。とにかく、講師にストップされるまで英語の間違いに気を付けつつも説明し続けることが大切です。事前に準備することが出来ないので、かなりタフなパートになります。ただ、この与えられる写真はいつも同じです。私はレベル7に上がるまで今回含め2回テストを受けました。1回目で受けた時にどんな写真があるか把握していたので、2回目はある程度シーンの説明の準備をして臨みました。

 

② ①で説明した写真に映る人達がどんな会話をしているか説明

②は①で説明した状況でどんな会話がされているか説明します。これも想像力を働かせてどんどん発言していく必要がありますが、①で作ったシチュエーションに会話を当てはめていく感じとなるので、①の時よりは楽かもしれません。「今日はお集まりいただきありがとうございます。今日は新たな洗濯機について提案させていただきます。こちらの洗濯機は××な機能を備えており、他社にない強みをもっています。また・・・」、上司A「その商品は今の設備で製造できるのか?」、上司B「良さそうだね。どんな宣伝方法がいいかな?」…といった感じに一人何役にもなって一人で会話を進めていきます。

 

①、②は基本的に自分ひとりで話を進めていきますが、講師から突発的に質問も来ます。例えば、実は他社が同じような技術を持っていて、パクリだと主張してきたらどうするか?など講師がシーンを想像して質問を投げてきます。この質問は講師のオリジナルですので瞬発力が求められます。レベル6のテキストで出てきた、「確認して後で報告します」、「現在研究中(調査中)です」とかで逃げるのもありですね。

 

③ 自分のことについて説明(Storytelling)

仕事に関する自分のことについて説明させられます。私がされた質問は伏せますが、「過去に自分が仕事でしたミスについて説明し、それにどう対応し解決したか」といったように就活みたいな質問が来ます。他の方のブログを読むと、

・「大学で学んだことと、なんで今の仕事を選んだのか、何が楽しいか説明→その仕事をする上で何が大事か、なぜそう思うのかと質問されたので回答」

というのを質問されたりもするみたいです。必ずされる質問が決まっている訳ではないので、ある程度自分の頭の中で就職面接で聞かれそうなことの棚卸をしといた方がよいと思います。英語の正しさも大切ですが、わかりやすいストーリーを意識するのが大切です。一通り説明すると、自分の説明した内容について講師から質問されます。

 

④ 与えられたシチュエーションで講師とロールプレイ

講師からシチュエーションを口頭で説明され、それに対処するためにどうするかというロールプレイを行います。レベル6→7を受けた人のブログを2つ見つけました。

・「上司に自分の考えとは違う仕事を依頼されたとき、どうやって交渉するか」

・「上司から、到底自分ではできないような仕事を任せられてしまった、なぜできないと思うか」

とそれぞれ書いてありました。私が受けた時は1つ目と2つ目の質問が混ざった感じで聞かれました。このパートでも瞬発力が求められます。テキストのテーマに沿ったシチュエーションが与えられます(誤解を解く、説明・謝罪など)。準備して臨むのは難しいですが、テキストで学んだフレーズを身に着けておくと、結構このロールプレイに使えるし、プロフェッショナルに見えるのでいいと思います。

 

合格基準


LPAでは12項目にそって上達度を確認します。12項目の内、10項目を満たすと合格となり次のレベルに進むことができます。今回、私は10項目を満たし合格しました。1回目受けたときは9項目でそこから、約3カ月かかりました。クリアできなかった項目は「5.さまざまな方法で感情や意見を表現できる」と「8.一般的な単語の複数の意味を理解し使える」でした。8はLPAの会話の中でアピールするのはほぼ無理だと思います。

 

 

レベル7!!!


 兎にも角にもやっとレベル7に上がれました。レベル7は「英語の会議に参加でき、相手の考えを左右するプレゼンができます。」とのことで、やっとまともに働けるレベルに到達しつつあるのかなと思います。テキストの色も、Gabaの企業カラーである緑色になったので、レベル6に上がった時よりも嬉しく思います。仕事で支障なく使えるレベルを目指して引き続き頑張ります。

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Level 7 テキスト