思考停止勉強法で活路を見い出せ!!!
本日は、私が実践している勉強法について紹介したいと思います。
人生において、やりたくもない勉強をする機会、多々あると思います。就職のための勉強、昇進、転職のための勉強などなど。今挙げた例に対しては、嫌なら勉強しなければいいだろというツッコミがあると思います。
まあまあ、落ち着いてください。嫌なら勉強しなくていいなら誰も勉強なんてしませんよ。しかし、学校での勉強を始め、ほとんどの勉強はしなければ、自分の価値や知識、能力、そして収入の向上を見込むことができないのです。例を見てみましょう。
例えばやたら資格をとらされる銀行員。販売資格だ、銀行業務検定だ、FPだと色々と取得必須な資格があります。これらの資格を取らなければ、銀行員として最低限の業務を行うことができません。また、必須の取得に加えて、簿記だ宅建だなども取得を推奨されます。ただでさえ忙しい毎日なのに、自分の余暇時間を使って勉強したいと心から思う人はどれほどいるのでしょうか?
また、公務員にも昇進試験があります(自治体によりけり)。例えば、東京都では一般で入庁した後に、最初の昇進試験として「主任試験」があります。統計・憲法・行政法・地方公務員法・地方自治法・都政実務・都政事情から構成される択一試験と、都政の課題または職場の課題について論じる論文の2つをクリアしなければ、昇進することができません。
その他にも、技術職の資格取得など、世の中は一生勉強し続けなければならない構造となっていると思います。
「やる気がないならやらなければいいだろ」、「それも含めて仕事なんだから、しっかり取り組めよ。給料泥棒。」。意識の高い方はそう思うかもしれませんね。でもね、職場でいい評価を得たり、昇進したりして給料を上げたいと思ったからと言って、一生懸命勉強したいというようには必ずしもならないのですよ。そりゃあ、何もしないで給料が上がるのが一番ですもん。
前置きが長くなりましたが、そんな、やりたくないけどやらなきゃいけない局面での勉強法についてこの記事では紹介したいと思います。あくまでも、本質的な勉強ではないということを理解したうえで読んでいただければと思います。
「思考停止勉強法」とは
心をほぼ「無」にして淡々と勉強する勉強法です。択一試験に活用します。とにかく合格することが目標です。学びは求めていません。具体的には、
①余計な感情を排除する
②問題集しかやらない
③とにかく数をこなす
の3点です。それぞれ説明していきましょう。
①余計な感情を排除する
勉強は嫌です。強制的に仕方なくやらされているものなら尚更嫌でしょう。ここではそんな感情を捨て去ります。とにかく筆を進めることのみを考えます。勉強の最中に、「なんでこんなことしてるんだろ」「くだらねえ内容だなあ」とか思ってきてもすぐ忘れて淡々と進めます。逃げるという選択肢は存在しないのですから、割り切りの気持ちが大切です。試験に落ちてもう一度受けなけらばいけないことのほうがめんどくさいのです。感情を殺して、黙々と進めましょう。
②問題集しかやらない
テキストと問題集をセットで勉強するのが普通だと思います。テキストを読んで理解して、問題集で実践するのが普通の勉強だと思います。しかし、思考停止勉強法はいきなり問題集を解きます。もちろん最初から解けるわけもありません。ですので、選択肢1を見たら、選択肢1の解説を見る→選択肢2を見たら、選択肢2の解説を見る・・・という感じで全ての選択肢を見て、なぜ間違っているのか理解し、正解の選択肢は覚えるというのを繰り返していきます。選択肢全てが知識の糧となるわけです。テキスト参照だなんだと書かれても、よっぽど気にならないのであれば無視してしまいましょう。あなたは回答を理解・暗記するロボットです。近道を淡々と進んでいきましょう。
③とにかく数をこなす
②を繰り返すと択一回答ロボットが完成します。選択肢のキーワードや、文章の書きぶりで正解・不正解が判別できるようになります。とにかく同じ問題集を繰り返すことで、その試験特化型の回答ロボットを目指します。
これらをこなせば、試験で戦えるようにはなります。後は、試験の過去問を通しで解いて雰囲気や流れを掴む、苦手な部分を重点的に潰せばなんとかなるでしょう。
いかがですか?意外とちゃんと勉強してますよね。勉強の仕方というよりは、やりたくない勉強に対するメンタルの持ちようだと考えていただいた方がよろしいかと思います。私はこのメンタリティで数々の試験を突破しました。現在、それらを通して学んだ知識は灰と化していますが、「合格」のみが目標なので関係ありません。自分に必要なものは本質的な学びをしているので構いません。
やりたくないけどやらなければいけない勉強も、割り切って心を「無」にして頑張りましょう。
最後に、オススメはできませんが、面白い勉強法をYoutubeで見つけたので、皆さんにも共有します。本記事の下部にYoutubeのリンクを貼りましたので、よかったら見てみてください。トマホークさんの「人権捨て勉強法」です。どんな勉強方法なのか簡単にまとめると、
①携帯を捨てる
勉強以外の選択肢を潰します。いきなりハードルが高いですが、受験生にはいいかもしれませんね。
②人脈を捨てる
お友達バイバイ。世捨て人ですね。強いメンタルが求められます。
③意思を持たない
勉強ロボットになるべきだと言っています。勉強嫌いであれば、「嫌い」という感情を捨てて、冷徹な勉強ロボットになるべきです。これには私も同意しますし、私の思考停止勉強法と共通する部分です。
人権捨て勉強法について、トマホークさんはメリット・デメリットを以下のとおり挙げています。
【メリット】
邪念がなくなる
嫌なことを流せる
しんどいことができる
1日10時間勉強余裕
【デメリット】
死にかける(メンタル的に)
体に異変が生じる(彼は鼻と口の機能に障害発生)
三大欲求の欠如
見た目が汚くなる
コミュ障になる
・・・デメリットがえぐすぎますね 笑
まあでも受かればいいんですよ。彼も最後に
受かりたかったら人権捨てたらええんや
と言っています。
この世には、様々な勉強法が存在します。今回はアウトローな勉強法を紹介させていただきました。